「イサン - 正祖大王」74話のつづきです。
帯紐を探す女官たち。宜嬪がいなくなったことに気づきあわてているところに正祖がやってくる。
ひとりで帯紐をさがす宜嬪。ようやく見つけて拾い上げるがそこで気を失ってしまう。探しに来た正祖が見つけ抱き起こす。
正祖: ソンヨン、どうしたんだ?どこにいたんだ?
宜嬪: これ(帯紐)を探していました。
再び気を失う宜嬪。「早く医者を呼べ!」と叫ぶ正祖。
正祖: ソンヨン、目をあけてくれ!
テスが戻ってきたんだ。清国から医者を連れて来るんだ。
お願いだ。目をあけてくれ!
宜嬪: 殿下・・・
正祖: もう少しだけ待ってくれ。
清国の医者がもうすぐここに来るんだ。
もう少しだけ待ってくれ。
宜嬪: 申し訳ありません、殿下。
息子のヒャンのところに、もう行かなければなりません。
正祖: 何を言ってるんだ?どこへ行くのだ?
私を置いてどこに行くというのだ?
だめだ、ソンヨン。絶対に行かせない!だめだ、こんな風にお前を行かせられない!
宜嬪: 泣かないでください、殿下。苦しまないでください。
忘れないでください。
殿下のことを思い続けた私の心をおそばに置いて行きます。
息を引き取る宜嬪。
ナム内官から宜嬪の死を知らされるテスとソンウク。
テス: どういうことですか?宜嬪さまがお亡くなりになったとは、どういうことですか?
いいえ、それはあり得ません。清国からの医者が来るというのに。
宜嬪さまの命を救える医者が来るのです。もうすぐ着くのです。
ここに向かっているのです!
それなのに宜嬪さまはどうして逝くことができるのですか?
ナム内官: 落ち着きなさい、テス。
テス: いいえ、それはあり得ません。
宜嬪さまは待っているとおっしゃったのです。
私が戻るまで待っているとおっしゃったのです!
それなのに、どうして逝くことができるのですか?
宜嬪の寝殿にやってきて涙を流す王后。自分の寝殿で悲しみにくれる恵慶宮。
恵慶宮: あのように優しい人が、どうしてこんな風に死んでしまうのか?
もっと宜嬪のことを好きになってあげればよかった。
こんなに後悔するとわかっていたら、もっと愛してあげられたのに・・・。
宜嬪の横で涙するソンウク。悲しむ図画署の人たち。
宜嬪の寝殿を陰から見つめるテス。
テス: 遠くからあなたのことを見つめていられるだけでよかった。
私の望みは、あなたが殿下とずっと幸せに暮らすこと、それだけでした。
それなのに、どうしてこんなことをするのですか?
私はこれからどう生きていけばよいのですか?
あなたがもういないこの世を、私はどうやって生きていけばよいのですか?
宜嬪のそばについている正祖。「もうお出になる時間です」と伝えに来たナム内官に「もう少し待つように伝えてくれ。まだ宜嬪に言わなければならないことがあるのだ」と答える正祖。
「泣かないでください、殿下。苦しまないでください、殿下」という宜嬪の声が聞こえる正祖。帯紐を宜嬪の手首に結びつける。
正祖: 知っているか?
子供のころ、これをお前の腕に結んだ時、私の心も一緒に結びつけたことを。
だから持って行きなさい。私の心も一緒に持って行きなさい。
ヒャンにはもう会えたか?そこで私たちの息子に会ったのか?
お前は目に私の姿を焼きつけていくと言った。
だから待っていてくれ。私がお前とヒャンに会いに行くから。
その時まで待っていてくれ。
宜嬪と文孝世子の墓を尋ねる正祖。「何が起こってもきっと耐えると、耐え抜くと約束してください。私が殿下がいるからあきらめないように、私がどれだけ殿下のことを思っていたか忘れないで、決してあきらめないと約束してください、殿下。」というソンヨンの言葉を思い出す。
そして「お前との約束は忘れていない。私は絶対に勝ち抜いてみせる。王座を退くその時まで、力の限りをつくして良い王になる。」と墓に誓う正祖。
-おわり-
- 2008/06/07(土) 22:40:12|
- Lee San
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| コメント:4
お疲れ様でした〜!
さっそく読ませていただきました。
大筋違ってなくて、自分のなんちゃってレビュにホッとしつつ…。
やっぱり、泣きどころは細かい一言なんだなぁ…としみじみ感じました。
わかんないとこがポイントだったから、よけい74話は泣けなかったんでしょう。
74話で、殿下がテスに語った一言が、のちテスからソンヨンに語られて、
彼女がはっとする場面、ありましたでしょう。たぶんそうだろうなぁ…と
思いながら、そこがきちんとわかって嬉しかったです。。。
「怖いか?私も怖い。彼女の身体を傷つける治療法なんて…。
だが、なにもしないで一日一日がただ過ぎていくのはもっと怖い」
殿下の押しつぶされそうな不安と苦しみの表現をテスから聞いて、
ソンヨンは殿下のためだけに、最後まで生きる努力をしてみようと
決心するんですよねぇ〜(TT)
「私が殿下のために諦めないように、殿下も私のために、なにがあっても理想を諦めないで」というのは、最強の呪縛ですよ(><)悪魔と契約しちゃったんだから、もう殿下命かけるしかないです〜。
あと、一応子供のことも言ってたんですね…(笑)
婚礼の晩の「私は、一生殿下を思い、心を尽くしてお仕えし、決してお傍を離れません」というセリフと、「泣かないでください、殿下。苦しまないでください…」というセリフは、ジミンちゃんの素晴らしい演技力を感じられて、春日もうるうるですわ…。殿下の取り乱しようもすごい説得力でしたし、彼女が聞いてくれてる間は、「ダメだ。俺を置いていくな、俺のことは考えないのか〜」と泣き言モードなのに、事切れた後はただ黙って抱きしめて、嗚咽すら噛みしめるようだったのが、印象に残ってます(涙)
- 2008/06/08(日) 12:26:44 |
- URL |
- 春日 #N2y2xK1c
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春日さま
読んでくださってありがとうございます。
少しは参考になればうれしいです。
私にとって74話はセリフがすべてという感じでした。リアルでは部分部分わかっても全体的にぽかーんってことが多かったんですよね。
テスの気持ちを聞いてからは、ソンヨンは殿下の想いがわかって自分も頑張ろうと思ったと同時に、「この人、私がいなくなったら本当に死んじゃうんじゃないか?」と心配になって、絶対にあきらめないという約束をさせたんじゃないでしょうか?おっしゃるようにソンヨンのその言葉が呪縛のようにグルグル回って、殿下を頑張らせてるわけですもんね。字幕を訳してた時にヘッドフォンで音を聴いていて気づいたのですが、ソンヨンが死ぬ前に語りかけるシーンではところどころ殿下のうめき声みたいなものが入っていて、私も「この人、死んじゃうんじゃないか?」と思ったくらい辛そうでした。
そう、子供のこと言ってたんですよ。
実はそこが私の第2の泣きツボでもあったんですけどね。
ソンヨンはジミンちゃんそのものでしたね。どのシーンも本当にきれいで可愛かったです。特に後宮になってからは、他の女優さんを寄せ付けないくらいの美しさでしたよね。途中、不満も多かった「イサン」も終わってみれば(って終わってないけど)いい思い出ですよ。ただOST聴きながら、名場面のスチールをスライドショーにした方が感動するんじゃないか?と思うのは私だけでしょうか?
- 2008/06/08(日) 18:27:37 |
- URL |
- spns #6ilpfs42
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>minoさま
つなぎ方がへったくそなドラマでしたからね〜(笑)
名場面だけを抜き出して、間にスチールをはさみながらOSTでつないだら、結構印象的なプロモビデオ?っぽい、物語絵巻つくれるんじゃないでしょうか?(あはは)ソンヨンがまだ茶母だったころ、殿下が輿に揺られて通り過ぎる場面とか、すご〜く画面印象的なのとかあるんですけどねー。スチール出ないですね…(ちぇ☆)
そうそう、嫁入りしてからは、あれほど洗練されて目立ってたヒョイ王后でさえ、かすんでました。すごいな〜と思ったのは、子供を産んでない彼女は逆にどんどん子供っぽいというか少女じみた感じになり、ソンヨンを演じるジミンちゃんのほうが、確かな女の色香と落ち着きを増していったことですぅ〜。二人の女優さんの見事な演じ分けでした。
74話、ヒョイ妃は一ヶ月も願かけしに通ってたとは、minoさまの翻訳でやっとわかりましたよ…! しかも、「あなたは私の友達でもあるの。だから、私のためにもがんばって!」という声かけ…(TT) あー、やっぱりヒョイ妃はソンヨンが入宮してからのが、ずっと幸せで楽しかったんでしょうね〜。殿下とどっちが恋人なんだか…(笑)オモママに嫌われてたころ、ソンヨンはいーっつもヒョイ妃と一緒にいましたしね。
殿下、ソンヨンの容体がよくないのに、あまり会いに来なかったじゃないですか。仕事もあって忙しいにしても、ほんとはずっとそばにいたいくらいの人でしょう? でもあれ、もう傍で見てるのもコワいから、わざと避けてたんじゃないかなーと思ったり…。子煩悩な彼が、ソンヨンに自分で薬を持ってくるほど、「おまえ無しでは」という心情。あれはきまり文句なんですけど、殿下のあのそぶり見てたら、ホントに死んじゃいそうです…(TT) ソンヨンも、きっとそれを危惧したんですよねー。なんのケアもないまま自分の死と直面させると、殿下が壊れてしまいそうだから、セーフティネット張った、というか。さすが、殿下を手のひらの上で転がす方法はよーくわかってんなぁ〜と、泣きながら感心しましたよ。。。男って単純…だからかえってすごいことできるのかも(><)
- 2008/06/08(日) 19:06:20 |
- URL |
- 春日 #N2y2xK1c
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春日さま
ソンヨンもヒョイ妃もきれいなのですが、いくらドラマの中とは言え、やっぱ愛されているかいないかが美しさに艶がでるかでないかのポイントなのかも知れませんね。ヒョイ妃はソンヨン通して、殿下と同化してたからそれなりにハッピーだったと思いますが、やっぱどこか硬さがあるというか、それが少女っぽさでもあったんですよね。ファビンは出てきた時は可愛いなあと思いましたけど、どんどん冴えなくなって、72話あたりでは「あれ、ちょっとブサイク?」と思いました。いやー殿下は罪作りな男ですよ。まあソンヨン=悪魔相手じゃ仕方ないですけど・・・。
以前、春日さんのブログでコメントさせていただいたカットされたシーン見て思ったのですが、やっぱソンヨン起きてるうちに会うとつい甘えたり泣いたりしちゃうと思って、わざと来なかったのかも知れませんね。まあ現状はそこまで描く時間がなかったんだと思いますけど(PDのバカ!)。
婚礼の夜に殿下が「目を覚ますとお前がいなくなってそうで怖い」って言ってましたが、今まさにそれが現実の恐怖としてあるわけで・・・。ソンヨンは約束させた上に、「自分の心を置いて行く、約束守るところ見てるからねー」と、まさに二重・三重のセーフティネットですよ。子供みたいなダンナを持つと文字通り死ぬまで心配事が絶えませんね。
ほんとサン&ソンヨンについてはもっと見たかったシーンがいっぱいありますけどね、今となっては俳優二人の絵の美しさと禁断な雰囲気でご飯どんぶり3杯(久々)食べるしかないです。
- 2008/06/08(日) 21:42:20 |
- URL |
- spns #6ilpfs42
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